仕事と生活の調和と訳されるワークライフバランス。
私生活の充実感が仕事にも良い影響を与え、それが今度は私生活にも良い影響を与えるというサイクルを実現することです。
女性の活躍の場を増やすために女性活躍社会という考えが国内外で注目されるようになり、企業内にもその考えが広まったことでワークライフバランスが提唱されるようになりました。
女性活躍社会において、真っ先に解決しなければならない事案というのが子育てと働き方の両立です。
これまで日本の風土では基本的には子育ては女性が行うものと考えられており、男性は一緒に遊んであげることはしますがそれ以外は手を出さないという暗黙の了解で成り立っています。
しかし女性活躍社会においてこれは問題であり、子育ては肉体的にも精神的にも大きく負担がかかるものです。
男性にも子育てをという考えが広まりつつありますが、残念ながら子育ては女性がするものという風土が根強く仮に積極的に参加しようとすると仕事の活躍の場を失ってしまいワークライフバランスが崩れてしまいます。
子育て世代の男性も女性も幸せになれるワークライフバランスにするにはどうすればよいのかというと、やはり育休の取得のしやすさと在宅ワークの充実がカギになるでしょう。
育休は男性でも取得しやすい風土を作り、更に期間も最低でも子供が3歳から6歳になるまでは取れるように、企業が率先して規則を整えるように国や自治体が支援していくのです。
その上で育休による戦力ダウンを防ぐために、家庭と企業との間に専用のネットワークを構築して仕事を発注して作業をしてもらう在宅ワークを充実させることでワークライフバランスを充実させることができます。